弱肉強食の自然界、生まれたは良いが無事にオトナになる確率はもの凄く少ないんだろう・・・ってのは容易に想像がつくし。。。
子孫をより多く残そうと、とにかく卵をたくさん産む魚、卵が孵化するまで親が守る魚、いきなり生存率の高い胎仔を生む魚など繁殖方法が多岐にわたるのも納得が行く。。。 当然フツーに考えると、成魚より幼魚の方が海の中には多いんだろうなぁ~と思うけど。。。 ダイビングしてると、「ん・・・??逆に成魚は頻繁に目にするけど幼魚を見たこと無いぞ!!」って魚がいくつかいる。(きっとよく考えると他の生物にも当てはまるものがいるハズ) 例えば・・・ ![]() この『フエヤッコダイ』チョウチョウウオの仲間だけど他とは違う独特の口の形で良く目立つ魚。 きっと沖縄のような南の島で潜ったことのある方は、絶対に見たことがあると思う!! いわゆる熱帯魚!(笑い) スノーケルでもみれるし、もちろんダイビング中も優雅に泳ぐシーンを良く見る。 かなり個体数の多いポピュラーな魚なハズだが・・・コインサイズの幼魚を全く見かけたことの無い魚だ! ![]() ![]() “コインサイズ”の チョウチョウウオは フエヤッコダイの成魚と 同じほどポピュラーな (左)『チョウハン』(右)『トゲチョウチョウウオ』 チョウハン500円、トゲチョウ100円ってトコ(もちろんサイズね・・・笑) 彼らは波の静かなところで泳ぐと結構出会うことがある。 珍しい魚の幼魚はもちろん珍しいだろうけど、『フエヤッコダイ』ほどの普通種の幼魚が全然見れないのはかなり不思議。。。!!!よね・・? この疑問は、数年前にパラオに行った時に、有名ガイド“長○氏”が疑問に抱いてた事で、あれから、ズ~ッと僕も意識しているが、未だ全然わかりませ~ん。。。 もう、かれこれ十年以上、色んな環境を潜る機会があったけど、それで目にしないと言うことは・・・ 外洋も外洋、島一つ見えないようなところで暮らしてるのかなぁ、と考えていた。で、大きくなると岸近くに来るとか。。。 ただ、他の質問ついでに瀬能先生にそれとなく聞いてみると、こんな答えが返ってきた。 ●謎です。おそらく、サンゴや岩のすき間あるいは亀裂のような狭い場所の奥に潜んでいるのではないかと思います。穴や洞窟のような空間的に広がりがあるような場所はけっこう調べていますが、これまでまったく記録されていません。 なるほど・・・ 結局、謎なんですが・・・(笑)身近な魚にこんな謎があるって面白くないっすか?? もし“コインサイズなフエヤッコダイ”を見たらアナタ!!それは大ニュースなんです!!(笑) 僕は、他にもカスミチョウや、ハリセンボン、ハマフエフキ辺りも“WANTED中”なんですが、皆さん見たこと無いですか??
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by sensuiannai285
| 2006-06-30 15:09
| 海の生物雑談
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![]() ポイント 近所のイノー 天気 晴れ 気温 32℃ 水温 温か 南東の風 中潮 @@@@@@@@@@@@@@@ ![]() 幼魚のいる場所から少し離れたハマサンゴの群生地に成魚を数個体確認。他のクロソラスズメダイ属の連中同様、しっかり自分の縄張りをアピールし、近くに来る魚たちを執拗に追い回していた。 ホントは成魚の写真も載せたかったが、ストロボの調子が悪く・・・目がしっかりわかる写真が撮れなかった。。。(黒っぽい魚は難しさ度アップ!)ので写真はありません!!(笑) ![]() 借り物のストロボなのに・・・・・ ♪パパからもらったクラ~リネット、パパからもらったクラ~リネット・・・♪な気分。。。 なんて、言ってる場合ぢゃないぜ。。。 え、それでも成魚も載せろと??じゃ、一応ちょっと小さめに。 近寄って見れればホントは、幼魚に見られる綺麗な青の面影もある。 ![]() しっぽ(尾柄部)だけ色の濃い変異色の見られる『ルリスズメダイ』 ちょっと目立ったので撮ってみました。 このまま成長してくれたらコイツだけは個体識別できますな。 その時は名前でも付けて可愛がってやろうかね(笑) ただ、僕は名前をつけるセンスが無いから コイツにとってはいい迷惑になることでしょうが。 『キオビスズメダイ』は本来、そんなに少ない魚ではないのかもしれないが、ちょっとスクーバダイビングでは潜らないトコに多いようで、僕は今まで意識したことの無い魚。(地味だし) 今日泳いだ感じでは、今、一円玉~百円玉サイズの幼魚と、千円札サイズ(も少し小さいな)の成魚はいっぱい見たがその中間がよくわからない。。。 隠れるのが早いのか、僕が見落としてるだけか(←これが可能性大か)・・・はたまたイノー“礁池”の中はお嫌いか? 同じイノーの中でも波の当たりの激しい場所や水深のやや深いトコなど色々と環境は違うので好みの場所が違うのかな??この辺はあわてずのんびり探してみたい!
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by sensuiannai285
| 2006-06-29 17:56
| 今日の海情報
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![]() ポイント 近所のイノー 天気 晴れ 気温 32℃ 水温 ぬるま湯のよう・・・ 南東の風 大潮 @@@@@@@@@@@@@@@ 梅雨が明け、もう10日ほど快晴が続き 水温も急上昇 やっぱり台風2号も生まれた。 沖縄には全然影響なさそうなので、問題なしだが 夕べも楽しい宴だったので・・・(笑)ゆっくり午後から近くの礁池(イノー)にスノーケリング。大潮の最干時だったので潮が超引いててホントに池みたいになっていた。。。 こういう、浅すぎるところはダイビングではなかなか来る(見る)とこじゃないので、逆に新しい発見が多くて楽しい。今日も水深50cmから20cmのところを、ウロウロ。。。でも、あ、浅すぎる。。。 この魚撮ろう!と思っても、これ以上は浮いてもいられない浅瀬に逃げられると、追えないじゃない。。。(笑) でも、息ごらえの必要も無い!! ![]() ![]() (左)『シマギンポ』超浅場を好むのでスクーバでは逆になかなか会えない! タフな性格の個体が多く乱暴に寄っても最短距離に寄れちゃう。。 頭のトサカが可愛い、マクロレンズの絶好の被写体・・・と思うけどどう? (右)『インドカエルウオの幼魚』 スクーバで潜ってるようなトコでも見られる人気者だけど、今がたくさん見つかる時季なのでチャンス!! 黒いコもいるけどやっぱり黄色がかわいいですねぇ。 で、一番気になっちゃったのがこれ。。。↓ ![]() コイツもちょっとよく種類がわかりません。。。 僕としては『キオビスズメダイ』の幼魚 では無かろうか??と思うけど。。。 スズメダイって、うかつに名前を言うと 全然違ってたりして・・・む、難しい。。。 これも瀬能先生行きにしちゃお。 (すぐ、人を頼ってしまう癖が・・・) しかし・・・コイツの成長過程も追わなくてはいけなくなった。。。(笑) ちょっと、息抜きしたい気分っす。。。(爆) ▲
by sensuiannai285
| 2006-06-28 18:47
| 今日の海情報
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2日前に見つけた、仮称『プリンセスさん』
たった2日間で変化があろうはずも無いが、他にやりたいことも無かったので見に行って来ちゃいました。 ちゃんと、前回と同様の場所にちょこんといてくれました! ![]() そして、少し離れた小岩の側でワンランク成長してる個体も発見!! ![]() ・・・つまり、『プリンセスさん2号』。。。 コイツらが今後どうゆう風に成長して行き、最終的にどんな姿になるのか楽しみであ~る!! 神様・仏さま! どうか、何者にも食われること無く・・・どっか違う場所に引越しすることなく・・・お願いしまっス!! 他にも成長過程を追っている『アイスズメダイ』幼魚はだいぶ黒ずんできていて、ハッキリ言って綺麗とはいえないが。。。(前回観察から約2週間でこんな具合) ![]() ![]() ![]() なかなか上手く撮れないが。。。 一応少しでもその様子がわかる写真を いつもより多めに載せちゃおう!! とりあえず今日はコイツを『アイスズメダイ』と書いたのは・・・ 瀬能先生から下記のコメントを頂いたからだ。 ●ご指摘のとおりアイスズメダイの幼魚でよいと思います。 ・・・え??それだけ??っすか(笑)
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by sensuiannai285
| 2006-06-26 15:25
| 謎のスズメダイを追え
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![]() ポイント 真栄田岬 天気 晴れ 気温 32℃ 水温 28℃ 南の風 大潮 @@@@@@@@@@@@@@@ 怖いくらいに晴天ベタ凪が続く沖縄! そして週末。 中学からの友人で、色々弱みも握られてる?(笑・・お互いだが。。。)Tを海に連れて行った。 ダイビングの仕事をしてると、よく飲みの席で「ダイビングさせてよ~」(体験ね)等とよく言われるが 大体が社交辞令じゃないっすか・・・でもコイツはマジだった。 確かに、コイツには数いる友人の中でも人生最大級の借りもあるし。。。(笑) ダイビング中は写真を撮ってないけれど、コイツ、昔から運動神経だけは(だけは!!!)良かっただけあって、なかなか上手に生まれて初めてのダイビングを楽しんでいた。でも、俺の教え方が良いんだよ~T君!(笑) ![]() ![]() ![]() ただ、コイツとの体験ダイビングの話を書いても、何も面白いことは無いので。。。(爆) そのあと、スノーケルで撮った写真を日記代わりに載せときます。。。 ![]() 十数年ぶりにこの洞窟に入ったTは、青の美しさよりも人の多さにビックリしたようだ(笑) 今日は日曜だからね。 でも強烈な日差しのおかげで洞窟のブルーは見事に輝いていた!! いたくダイビングが気に入ってしまったようなT・・・ 僕がもし、店を出す機会があればアルバイトでスタッフするとか言い始めやがった。。。 皆様・・・体験ダイビングを1度しか経験したことが無いスタッフがいても・・・イイッすか??(笑)
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by sensuiannai285
| 2006-06-25 15:54
| 陸情報
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![]() ポイント 近所の海水浴場 天気 快晴 気温 32℃ 水温 27.9℃ 南の風 大潮 @@@@@@@@@@@@@@@ 今日は“海無し”のはずだったが 用事はスムーズに片付いていき・・・ 夕飯にはまだ早い。。。 ・・スノーケリングに行っちゃいました。。。 (それなら、庭の草でもむしれ!とお袋は思ってるかもしれませんが、本島に帰ってからもスーパー親不孝なアタチ・・いや、孝行はしようとは思ってますよ!ちゃんと!!) となると、定点観察しているあのコ達に会いに行くしかナイじゃないっスか! ※初めてこのブログを見て、「この人は何を言ってるんだ?」って方は、カテゴリーの中の『謎のスズメダイを追え』シリーズを先にご参照ください。 ![]() ![]() ↑(左)『今日のプリンス君』ウンチ中を激写・・・(きゃ~!) 前回の観察から約2週間。少し大きく、少し黒ずんだ印象を受けたが、縄張り(行動範囲)はほとんど変わらない感じ。コイツは他の同種別個体に比べると、行動範囲が狭く、動きがワンパターンで撮り易い! (もう・・・オマエったら~・・採っちゃうゾ。。。笑) (右)は、同種別個体。 プリンス君より2周りは大きく色も黒い。行動範囲もやや広い。(写真じゃ、逆に小さく写ってますが・・・) で、彼らに対して、『魚類分類学の博士・瀬能 宏』氏から、知人を介してこんなコメントを頂いた。 ●オジロスズメダイの近似種で、八重山の内湾域で確認されているものと同種かと思われます。未記載種の可能性が高いのですが、結論を出すためには最近になって海外で記載されたいくつかの種との比較が必要です。現状ではソラスズメダイ属の1種としておくしかないと思います。八重山では普通種ですが、そちらではいかがでしょうか。もし追加カットが得られるようであればお願いします。また、幼魚は全体的に黄色っぽく、頭部に青色縦線を持ち、かなり大きくなるまで背びれ軟条部に眼状斑が認められます。幼魚もいるでしょうか?とのこと。 八重山では普通種ですが・・・に少しガックリ来たが、それでもぜひ幼魚は探したいと思っていたし自分の目でずっと追いたい“地元のビーチの特徴を示す魚”のひとつと思っていたので、ますます興味深くなった!!!(北限記録ってのもあるんじゃない?) で、今日発見したんですが。。。 “幼魚”って、もしかしてこれですか・・・? ![]() 撮ってるときは「何じゃコイツ・・・イチモンスズメダイかね?」ぐらいに思っていたが、帰ってきて見直してみると違うし・・・(瀬能さんに送るのでコメントが帰ってきたらご報告いたします) メールを読み直して・・・「これがもしや??」って気づいたわけですわ!!! 一言で言うと「イチモンスズメygとスミゾメスズメygを足して2で割った感じ」ですね。 (魚類写真資料データベースに“ブルースポット・ダムゼル”で出てるヤツですよね。。?) ま、もう、僕の目はコイツにロックオンしたからね!!成長過程を追うよ~~!! よし、そうだ!とりあえず仮の名前をつけよう! ・・・プリンセスさん。。。よしっ!
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by sensuiannai285
| 2006-06-24 22:35
| 謎のスズメダイを追え
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![]() ポイント 真栄田岬 天気 快晴 気温 32℃ 水温 26.9℃ 南の風 中潮 @@@@@@@@@@@@@@@ 残波のHIROが「午前中はノーゲストなので、付き合ってくれ」って事で早朝から真栄田へ。 まだ、ダイバーは誰も来ていない、一番乗りだ! 今日も朝から太陽はギンギンギラギラ!! 風はそよそよ、海はベタベタ 『最高の天気っス』 ぢゃ~せっかくだからと、深い方にも行ってみた。そうなると必然的に二人の目的は『ホタテツノハゼ』に(笑)ま、今が旬だし、見に行っちゃうっす。(笑) 出来ればペア&エビも交えて撮りたい。。。と思うけど今日も1匹だけしか出てこなかった(涙) ![]() 出だしから『コトブキテッポウエビ』が活発だったので幸先の良い予感がしたが・・・ そうでもなかった。。。(またまた涙) “さぁ!!これから”って時に引っ込めちゃって。。。 それからは納得いく距離まで寄れ無かった・・・残念。。 また、次の機会に頑張ろう。 ![]() ![]() 『ハタタテハゼ』や『アナモリチュウコシオリエビ』ダイバーに人気のある生物もいっぱいいる。 特に『ハタタテハゼ』は大好きで、水中写真に手を出したのも、ハゼにはまったのもコイツのせいである!しかし過去に“気に入った一枚”が撮れたためしがない。。。肉眼で見るあの可愛さがなかなか写せない~。 ![]() ![]() 『ナガサキスズメダイの幼魚』 幼魚のうちは青の濃い綺麗な魚だが、成魚になり 尚且つ黒味がかった個体になると 他の数種類のスズメダイと区別が困難になる、困ったチャン。 『ミゾレウミウシ』夏場でも特によく目にするウミウシ。→ 僕はあまり撮ってないけど、まだまだ他にもウミウシは結構観察できる。 ![]() ←『アラリウミウシ』 図鑑によるとコイツも夏に見る機会の多いウミウシのようだ。 色が凄く綺麗なウミウシだった。 ![]() 『アカツメサンゴヤドカリ』入り口がとても綺麗なピンク色の貝に入っていて 「是非オイラを撮ってくれよ~」と言ってるもんだと勝手に解釈した(笑) 目が黒いと表情が可愛く見えるし、たくさんいる普通種だけど 結構お気に入りな種。 上がってきたのが9時半。 EN前、静かだった駐車場は多くのダイバーで賑わっていた。 ▲
by sensuiannai285
| 2006-06-23 17:37
| 今日の海情報
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![]() ポイント 砂辺 天気 晴天 気温 31℃ 水温 26,9℃ 南南東の風 中潮 @@@@@@@@@@@@@@@ 昼から砂辺へやってきた。 目的のひとつは 前回、皆さんにも疑問をふった “クロスズメの幼魚を探しまわろう”だ! しかし、いざ潜り始めるとダラダラと深場から浅場へ戻る “今の旬を探しまわろう”になっていたけど。。。 (あ、でもちゃんとやりましたよ!安全停止中に!!笑・・・) ![]() 『ヒッポリテ・コメンサリス』 (和名のまだ無いカクレエビ)を見つけた。 ケラマでは探すまで苦労したが 砂辺には、このエビが好んで住む宿主が い~っぱいなのでその気で探せば物凄い数が見つかりそうだ!!(笑) “灯台下暗し・・・” なかでも僕が目にした事のあるなかでは 最大級の個体を撮ってみた!(それでも2cmは無いか・・) 今、ナガレハナサンゴやハナブサツツマルハナサンゴなどのチョウジガイ科のサンゴやハナガササンゴの仲間を覗くとかなり高い確立で“ザ・ガラス細工”の『アカホシカクレエビ/ニセアカホシカクレエビ/ナデシコエビ』達が見つかる「イヤッホ~イ!!」子供から大人まで選り取り見取りさ~ ![]() ![]() ![]() ![]() なかには小さな子供たちが十数匹も付いてるサンゴもあるし・・・そこは良いクリーニング・ステーションになっていて、魚たちが順番待ちをしている。 ハナガササンゴの仲間はいぢると・・・(やさしくね)『ヒメイソギンチャクエビ』も出てくるよ。 (ちょっと立体感が出るかな?と水中ライトでライティングして見ました。。) ![]() ![]() 『オランウータンクラブ』のペアもいたので、よく見ると。。。(笑)スバラシイ見本!! 薄毛と濃毛のカッップルじゃ~ないの!! 「そう!前回こんな写真が必要だったんだよ~~。遅かったよ君たち。。」 またしても甲殻類だらけの紹介になったが・・・ 今の砂辺の旬はエビ・カニって事か??? 本来今日の目的その①である『クロスズメダイの幼魚』 ↓は・・・なんと!!今日もそのまんまだった。。。 ![]() ![]() コイツは20mほど離れた所にいる別個体、でもほぼ同サイズ↑ あれ??この色の変わりかけの期間が極端に短いから今までなかなか観察できなかったのでは?って説があるけど。。。(つまり、瞬間的に変わるかもよって説があったり) 前回、僕が観察した日からちょうど十日たつんですけど。。。。。?? つまり、そんなに瞬間的に色が変わるって事は無いみたい!!? と言う事はこの『黒くなりかけのクロスズメyg』・・・探せば結構見つかるんでないの?? 20mほど南に体のサイズは大体同じサイズのまだ白い(ちょいグレー)『クロスズメダイの幼魚』も見つけた。(写真右上) 他の成魚と幼魚で色彩が変化する魚たちにも見られるように、必ずしも成長度=体の大きさではないみたい。(僕も体は小さいがもういい大人ですし・・・) よし、色の変化具合を見るためには、今度はコイツ(白クロちゃん)を追いかければいいのか!!? ▲
by sensuiannai285
| 2006-06-22 20:33
| 今日の海情報
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元同僚“ふぁた君”から電話があった。
「リベンジしなくていいんすか??あたしゃ一人でも行っちゃいますぞ!!」と。 先日、僕は(6/19)確認すら出来なかった『ホタテツノ○○』を探しに行こうよ~というのだ。 友人と飲んでたので約束を守る自信は無かったが、天気も最高だし 確かに呑んだくれてる場合じゃない!と、快く(?)承諾した。(笑) で、今日は・・・いともあっさり見つかって・・・笑 知人に頂いた情報を思い起こすと、思い当たる場所が二ヶ所あり 僕は前回『はずれ』をくまなく探していたようだ。(数メーターの違いだが) となると・・・ここか。。。? 「ん・・・・・・・・・・!!いた。。。」 ![]() 初めてカメラを向けるチャンスがやってきました! とりあえず、初めにこのコを見つけた方に感謝したい! 有名になりすぎて困惑してるかもしれないが、おかげで僕もご対面できました!! 前回も書いたが沖縄・慶良間あたりでは生息数が少ないのと 大概深い場所に現れるため、チャンスが少ない。 色は地味だが他のどのハゼとも違うこの背ビレ!! ハゼ好き・レア物好きにはアイドル度満点! 一度は!いやいや何度でも見てみたい逸品である(?) 柏島や屋久島あたりではかなりフツーに見られるらしいけど・・・羨ましいですねぇ。 「お前も連日ダイバーに囲まれて大変だろうが・・・ジっと・・・してて・・・・・・・!!?」 (ふぁ~たク~ン、ごめん引っ込んじゃった。。。) 寄れる寄れると聞いていたのでちょっと雑だったかな?? 結局最後までペア写真どころか、コトブキテッポウエビとのツーショットも撮れなかったが ま、いっか(笑)また、いずれ。 浅場に戻ってからも面白生物、面白シーンに出会ったが、逆にあまりにもネタが多くなりすぎて 今、困ってます(笑)しばらくは潜らなくても潜ったフリでブログが書けるよ。。。(そんな必要が?) ![]() 産卵してるとこ。 下の黄色い帯状の物がそう。 卵にも光が回るようにカメラ縦位置で撮って、その写真をパソコンで見た向きに直してみた。 ま、なかなか意図したとおりに。。。 (そこまで言うならもう少しライティングに凝れよと言うのはヤメテネ。) 産卵と言えば ![]() (青いとは限らないんだなぁ・・・これが) も放精・放卵をしてるヤツラがいっぱい いつもベタっとはいつくばってるあのヒトデが ググッと体を持ち上げて放精・放卵するのは 子孫を少しでも遠くに広げたいからかなぁ。 このときばかりはヒトデのやる気が 見て取れる。 ヒトデは雌雄異体で、オスとメスがあるんだけど 放精・放卵中なら簡単に見分けられる。 ![]() ![]() (左)が放卵中のメス(右)が放精中のオス。遠くから見ると同じモヤモヤでも近くで見ると解るでしょ。 ・・・むむ、こいつらほぼ“全身生殖器”? お、産卵と言えば ![]() (サイドミラーに写る、海を眺める男) 先々月パパになったばかりだったな。 (産卵でなく出産です・・・スンマセン) 改めておめでとう! 嫁さんも大事にね アンタだけ海で遊んでる事の無いように(笑) ▲
by sensuiannai285
| 2006-06-21 18:40
| 今日の海情報
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沖縄・奄美地方は梅雨明けしたと見られると夕方のニュース!
待ちきれずに梅雨明け宣言してた知り合いは多くいるけど、とうとう気象庁も発表しやした~!! そんな今日の日差しも物凄かった!!! ![]() 人間というのは理不尽に出来ている。。。(笑) 今日は我が“うるま市”の伊計島で修学旅行 『スクーバダイビング体験』だ 最高のコンディション&ロケーションの中 楽しく潜ってもらえた!! 写真は朝一(8:00頃)の伊計大橋の景色 で、やわらかい朝日のようだが。。。 もう・・・あ゛~つ゛い゛ 一日中ビーチにいたがもう急に真夏の日差しだ。 これから沖縄に来る皆さんは本気で日焼け対策に取り組んでくださいね~(笑) で、今日は水中写真や観察して考えたことなど無いので違う話を。 話は6月12日にさかのぼる。 その日見たエビの話ばっかり書いた日・・・“魚も面白発見があったのだけど”と書いた。 何が面白かったかと言うと『クロスズメダイの大人でも子供でもない“そんな十六歳”的な個体』を見た。 ![]() 実はクロスズメダイの色の変化していく過程は、あまり観察された例が少ないらしい。。。 ま、気にして見てたダイバーが少なかっただけ・・・ということもあるかもしれないが。 (正直、僕も全然興味なかったし初めて見たのかすら解らない) しかし、先月号(6月号)の『月刊ダイバー』で、有名な水中写真家『吉野雄輔』さんのコラムに、「この状態の幼魚だけは、全然確認できないし、写真も無い・・・そこらじゅうのガイドに質問状を出したが誰も知らない・・・」との趣旨のことが書かれていたのを僕は知っていたのだ。その時は「へぇ~~・・・」と思っただけだったが。。。(ホントはまだ、6月号が販売中の内に書きたかったが・・・近くにある方は見てみて!) 『クロスズメダイ』は幼魚と成魚の色彩の違いに物凄いギャップがあり人気・有名なスズメダイだ。もちろん人気があるのは派手で美しい幼魚の方・・・成魚はそこにいてもスルーされるほどの地味・不人気さかげんだ。。。 ![]() ![]() 確かに「左のコが右のような魚になる!!よって『クロスズメ』ぢゃ。」と言われてもにわかには信じがたいだろう。 だから上の写真のような中間色なヤツを見つけると「なるほどね」となるでしょう? 今まで、スルーしてた魚もそんな目で見るとやっぱり面白いことを再確認したのだ!!で、そんな目で見ると中間色なコもそんなに少ないわけではないのかもしれない(笑)し、他の魚でも新たな発見があるかもしれない! 『クロスズメダイ』というと、昔からもう一つ疑問がある。 沖縄本島、特に砂辺海岸では圧倒的に優先種でウジャウジャいるが、ケラマでガイドしてる頃はほとんど成魚を見なかった・・・(少なくともダイビングポイントでは、ほとんど見ない気がする)幼魚は目立つしスターなのでよく目にした気がするが。。。 この辺は僕の目がスルーしすぎてただけかも知れないのでケラマで潜る機会のある方は気にしてみては?? え?そんな地味な課題は自分で解決しろって??ま、それはいえてる。。。 梅雨明けもしたしワイド目線が楽しい季節だもんなぁ~~。。。
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by sensuiannai285
| 2006-06-20 20:44
| 海の生物雑談
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