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カテゴリ:海の生物雑談( 108 )
06.9.8 ウツボは恐いか?可愛いか?
雲は相変わらず多いものの、今日もわりと良い天気だった~。
でも、場所によっては激しく降ってる時間帯もあるみたいね。
もちろん、海に入りたかったが、今日は、自分の中でミッションがあり、時間が中途半端になり断念。

と言うのも明日、友人のショップのヘルプで講習初日を担当する事になってるのが、風向きや時間配分を考慮して、“行こうと思っている沖縄本島南部のポイント”までの道筋をどうしても思い出せない。。。

もう、かれこれ、7~8年振りかも??なので、とりあえず自分で走って(っつっても車でね・・・笑)
道順をを再確認したかった。ついでに美味い食堂でも見つけられれば一石二鳥だ!!

06.9.8 ウツボは恐いか?可愛いか?_b0100730_2245534.jpg・・・なので
今日の写真じゃないけれど。。。
『ハナビラウツボ』(なんで??それを言っちゃ~、お終いよ)

ウツボの多くはそこにとどまってる事が多いので
急接近しなければ(脅かさなきゃ)撮り易い魚。
ノンダイバーでも知っているポピュラーな魚。

ウツボと言うと一般的に凶暴なイメージがあって
見るとそれだけで慌てるダイバーも少なからずいるが
本来は以外にシャイな連中だ。

皆さんのイメージは??

この『ハナビラウツボ』
口の中が真っ白なのも特徴のひとつだが

よく見るとこのコ、歯があまり無いね。。。ウツボの歯って言うと鋭い牙が並び恐いイメージ??
(もちろん、それが自慢なウツボもいるよ!!)

沖縄の方言で歯抜けの事を“ハーモー”と言って、悪口なんかに良く使う。(憶えとく?・・・笑)
一流の格闘家は、大体“ハーモー”なはず。(折れちゃうじゃんね?)

で、イメージとは裏腹にウツボはそんなに凶暴ではない!
試しに指を近づけても、逃げる一方。。。(一応、触らぬ神に崇り無しで、皆さんはしないでね)

でも実際、ウツボに咬まれた事例はありますよね~。。。
しかし、その殆どは実は“餌付け”が原因だったりする事が多かった。。。つまり、人から餌をもらう事に慣れた(人間に慣れた)ウツボが誤って人間の指を噛んじゃったって、事例。。。
人間が自然界にちょっかい出すと、人間に災難が降りかかる良い例な気もしますね。

過去に『純粋に(もちろん悪気も無く)魚とフレンドリーになる感覚が楽しくて』餌付け全盛な時代もあったんですが、最近はあまり自然界に良い影響を与えないって意見が主流になって、餌付けもダイビングスタイルから消えつつある今、ウツボに噛まれると言う事例も殆ど聞かなくなったわけ。

ウツボの仲間も、よく見るとホントに多くの種類がいて、とっても綺麗だったり可愛かったりするので一度、良く見てみて下さいませませ。
by sensuiannai285 | 2006-09-08 23:52 | 海の生物雑談 | Comments(13)
06.9.4 リサイクル屋?『ニジギンポ』
“ホッと一息つく間も無く”の週末はヘルプの仕事で那覇発のボートガイドや、はたまたナイトガイドもあり、なかなか更新できませんでした。。。

週始めになって仕事がいったん途切れたので「いざ!」って起きたら、豪雨・雷雨。。。
かと思うと、突然晴れ渡ったりと・・・とにかく天気は不安定。

ダメもとで、いつものビーチに行ってみたけど、やっぱり濁りが強くて。。。入水、断念。
長いこと“定点観察”ほったらかしだし・・・明日はそれでも(雨でも濁りでも)入りたいなぁ!

06.9.4 リサイクル屋?『ニジギンポ』_b0100730_1641330.jpgで、今日はちょっとエコな話。
(エロじゃない。。。)
今年の夏は
スノーケリングで
色んな海に入ってる。
一見、綺麗に見えるビーチでも
人間が捨てたゴミが必ずあるのが残念。
特に本島は人口も多いし
慶良間より圧倒的にゴミが多い。。。

しかし、海の中にはそんなゴミでも
したたかに利用している者もいる。
『ニジギンポ』やカモハラギンポは、むしろ
人工的な物が好きなのか??って思うくらい、海中のゴミを良く利用してるのを見かけるし。。。
06.9.4 リサイクル屋?『ニジギンポ』_b0100730_1761871.jpg
“魚がゴミをリサイクル”って言えば
聞こえは良いかも知れないけど
彼らにとってそんなゴミ
無きゃ無いで全然困りはしないだろう。

写真の空き缶
ウチナーンチュの大好きな、さんぴん茶
捨てられた缶に罪は無いけど
『健康・長寿をとりもどそう』
って、キャッチコピーがなんか複雑。。。

綺麗な海もとりもどそう。。。!
って、思っちゃうから。

ま、僕も普段から地球に対して優しい生き方をしてるか??と問われると困るのだが・・・
海の中まで垣間見ちゃったダイバーとして、自分や、自分の身近ではポイ捨ての無いように注意しないと!!くらいは強く、思うのである。
by sensuiannai285 | 2006-09-04 17:32 | 海の生物雑談 | Comments(3)
06.8.17 ハブクラゲに、ご用心
06.8.17 ハブクラゲに、ご用心_b0100730_1757482.jpg@@@@@@@@@@@@@
天気     曇り/晴れ
気温     32℃
西の風   波の高さ2.5m
小潮
@@@@@@@@@@@@@

今日の『沖縄タイムス』朝刊の記事の一つ。

実は昨日・・意気揚々に
エントリーして、早々(5秒後に!)
僕もハブクラゲに刺された。。。

な、な、な・・なんて、タイムリーな!!
でも、ネタじゃないんす。。。

僕はショートタイプのブーツを愛用してるので、足首が隙だらけなワケで。。。
エントリー 5秒後に(笑)
フィン履くタイミングで、見事ハブの触手をも履いてしまったって次第。

昨日は水も濁ってて見えなかったんだよねぇ~

過去に、ほとんどの危険生物の毒を身を持って体験したことがあるポイズニストとしては
(長くやってると色々経験してる・・・あとは、ウミヘビくらいか?爆!)
今回は軽症だし、今回もまた、気合と根性で治るのを待つのだが

今現在・・・とにかく痒いっス。。。あ~カユカユ!

そんな痒みを我慢しつつ、今日は撮影の仕事に行って来た。
友人のショップが広告用の写真を撮って欲しいって事で!
“撮影!”って言っても、腕が無いのでとりあえずデジカメでバシバシ撮って
どうにかこうにか使える写真があれば使おうってノリの撮影ではあるが。。。

あいにくの曇り空ではあったが、モデルになってくれたゲストの皆さんは
めいっぱい楽しんでいたので、そんな感じが写ってれば良いのだが。。。(腕が無いからね・・・)

折角なのでハブクラゲに話を戻しますが

1.まず、刺されたら慌てない!刺胞は刺激すると毒が皮膚に注入されちゃう!

2.お酢をたっぷり、かけ流します
(お酢で毒は中和されません!!刺胞の毒を発射しにくくする効果があります)

3.触手を取り除く!手のひらの皮膚は強いので刺されません!大丈夫!!

4.疼痛があるなら冷やす

5.跡が残るとアレなんで、女性は必ず病院へ。男性は気合の見せ所です。(ウソ、病院がお勧め)

スーツ・ブーツを着込んでるダイバーは被害にあうことは少ないんですが
海で遊ぶ人の常識なので覚えとくと良いと思います!!

さて、知ってるくせにお酢もかけずに(実は持ってなかった・・・)触手を無造作に取り除き、そのままスノーケリングを続行すると・・・
僕のように後々ただれ、痒くて仕方なくなりますので!(笑)

教訓・・・憂いあれば備え無し
すぐに、『酢』 常備品として購入、車に備えた。
(もう、遅いけど・・・今後のためにね)


でも、ホント、ちっちゃいコとかお年寄り、毒に弱い人や、刺されどころが悪かったりすると
命にかかわるので用心してくださいね!!
by sensuiannai285 | 2006-08-17 18:50 | 海の生物雑談 | Comments(10)
06.7.27 素潜りストの憂鬱とエビちゃんの話し
風もだいぶ弱くなったので、「今日こそは!」と近所の海水浴場に向かうも・・・やはり東風
波も濁りも気になった。。。プリ・プリ観察は明日かな??
それならば、こんな日のために取ってある、その他の気になる場所へ変更だ!

最近、素潜りストなので気になる場所が山のようにある!(笑)し!!

しかし、どこも潮の引きっぷりといい、上から確認できる透明度の低さから「今日はここ!!」と決めるに至らない。。。(目的があれば、また違うんだけどなぁ~)

結局、気になる場所をダラダラとドライブしてるだけになっちゃった。。。(笑)そして、むしろ気になるトコが数箇所、増えちゃったし~(爆)

06.7.27 素潜りストの憂鬱とエビちゃんの話し_b0100730_20293762.jpg06.7.27 素潜りストの憂鬱とエビちゃんの話し_b0100730_2029501.jpg06.7.27 素潜りストの憂鬱とエビちゃんの話し_b0100730_2030075.jpg













ただ、海の話が何も無いってのもアレなんで。。。(笑)
本島に帰って来てから初めて認識したエビを紹介しよう。
06.7.27 素潜りストの憂鬱とエビちゃんの話し_b0100730_20354942.jpg『ビイドロカクレエビ』
とある泥々ポイントで3月に撮った写真だが
ウデナガウンバチ(っていうイソギンチャク)
に付いていた“アカホシカクレエビ”
“に、そっくりなエビ”

ただ、全身に散らばる細かい白点の多さと
第3腹節の斑紋に違和感があり・・・
撮っておいて家のモニターででっかくすると
やっぱり新種の臭いがプンプン(笑)
次の日にはフィルムカメラ抱えて撮り直しに行ったのを覚えている(笑)


デジタルでは証拠写真程度にしか撮って無いので、こんな写真しかアップ出来なく、わかりにくいとは思いますけど。。。
“別種と直感”したものの当初は調べても自分では答えが出せないままで、保留にしてた。。。

ところが先日、気になる生物の名で検索して、色々遊んで・・・勉強してたらコイツの名が解っちゃ・・・た。。。!!
奥野先生によって2005年に新種として発表されてたエビだったのだ!!で、名が『ビイドロカクレエビ』ね。
ビイドロの名は初記録地の長崎の特産物にちなんであるそうな。

ま、つまり新種ではなかったワケだが(笑)僕の嗅覚も正しくはあったようで(爆)
帰って来て早々の発見だったので、かなりワクワク・ドキドキさせてもらったエビちゃんの話でした。

(いや、しかしパソコンって便利ですねぇ・・・)
by sensuiannai285 | 2006-07-27 21:32 | 海の生物雑談 | Comments(6)
06.7.24 ジョーフィッシュ
06.7.24 ジョーフィッシュ_b0100730_1544669.jpg高気圧の範囲内で
ガンガンに晴れてるが

やはり、台風5号の影響で
東よりの風が強くなってきた。
僕的に、ホントは近所の海水浴場に
スズメダイ達を見に行きたい日だが
そこは・・・とてもじゃないが海が悪い(笑)
(この風だと、波立って濁るのよね)

場所によっては、うねりも入りだしてるようだが
前回の3号、4号の時と同様に
この風なら大丈夫!ってポイントはある。
でも・・・今日は海に入らず帰ってきちゃった(笑)
大潮の最干時で潮が超引いていたからだ。

でも、昨日もブログを更新してないしなぁ・・・と
お蔵入りしてる過去の写真を見てたら
以前、慶良間で撮ったコイツを見つけた。

黄色のジョーフィッシュ君だ!

「よし、コイツはまだ元気かなぁ~。。。」ってネタで(笑)

06.7.24 ジョーフィッシュ_b0100730_16114529.jpg06.7.24 ジョーフィッシュ_b0100730_1692798.jpg06.7.24 ジョーフィッシュ_b0100730_1694689.jpg












このコは警戒心のホント薄い子で(だまされやすいタイプと見た!!)ダイバーがワサッっと寄ってもどんどん愛嬌を振りまく、とっても可愛いやつで、多くのショップさんのアイドルになっていた。
で、いい加減そんなダイバーから身を隠したい時は、近くにある小石(ジョーにとっては大石だろうよ・・・凄いパワーだ)をガブッとくわえて引っ張っては器用に巣穴に蓋をする。。。(密かに全身を見るチャンスでもある!)

そこを意地悪な僕が「もう少し働いてくれよ~・・・(モデルになってくれよ~との意)」で蓋をあけると
また、愛想を振りまいては、スキを見て蓋をする。。。
そんな、仕草も可愛いコでした。まだ元気に頑張ってるのかなぁ~(ついさっき思い出したくせに・・・)

実はジョーフィッシュにもたくさん種類があって、その決め手の一つが背びれの一部の形・・・らしいのだが、なかなかそんなトコ見れないわけで。。。
石をくわえる瞬間をたくさん撮れれば良いのかも知れないが、普通はシャイなコが多く、コイツのようにはいかない。。。
いつか、全てにステキな和名がついても困る可能性があるなぁ(笑)
by sensuiannai285 | 2006-07-24 16:58 | 海の生物雑談 | Comments(6)
06.6.30 フエヤッコダイの不思議
弱肉強食の自然界、生まれたは良いが無事にオトナになる確率はもの凄く少ないんだろう・・・ってのは容易に想像がつくし。。。
子孫をより多く残そうと、とにかく卵をたくさん産む魚、卵が孵化するまで親が守る魚、いきなり生存率の高い胎仔を生む魚など繁殖方法が多岐にわたるのも納得が行く。。。

当然フツーに考えると、成魚より幼魚の方が海の中には多いんだろうなぁ~と思うけど。。。

ダイビングしてると、「ん・・・??逆に成魚は頻繁に目にするけど幼魚を見たこと無いぞ!!」って魚がいくつかいる。(きっとよく考えると他の生物にも当てはまるものがいるハズ)

例えば・・・06.6.30 フエヤッコダイの不思議_b0100730_147178.jpg
この『フエヤッコダイ』チョウチョウウオの仲間だけど他とは違う独特の口の形で良く目立つ魚。
きっと沖縄のような南の島で潜ったことのある方は、絶対に見たことがあると思う!!
いわゆる熱帯魚!(笑い)
スノーケルでもみれるし、もちろんダイビング中も優雅に泳ぐシーンを良く見る。
かなり個体数の多いポピュラーな魚なハズだが・・・コインサイズの幼魚を全く見かけたことの無い魚だ!








06.6.30 フエヤッコダイの不思議_b0100730_14204362.jpg06.6.30 フエヤッコダイの不思議_b0100730_1421729.jpg←この
“コインサイズ”の
チョウチョウウオは
フエヤッコダイの成魚と
同じほどポピュラーな





(左)『チョウハン』(右)『トゲチョウチョウウオ』
チョウハン500円、トゲチョウ100円ってトコ(もちろんサイズね・・・笑)
彼らは波の静かなところで泳ぐと結構出会うことがある。

珍しい魚の幼魚はもちろん珍しいだろうけど、『フエヤッコダイ』ほどの普通種の幼魚が全然見れないのはかなり不思議。。。!!!よね・・?
この疑問は、数年前にパラオに行った時に、有名ガイド“長○氏”が疑問に抱いてた事で、あれから、ズ~ッと僕も意識しているが、未だ全然わかりませ~ん。。。

もう、かれこれ十年以上、色んな環境を潜る機会があったけど、それで目にしないと言うことは・・・
外洋も外洋、島一つ見えないようなところで暮らしてるのかなぁ、と考えていた。で、大きくなると岸近くに来るとか。。。

ただ、他の質問ついでに瀬能先生にそれとなく聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

●謎です。おそらく、サンゴや岩のすき間あるいは亀裂のような狭い場所の奥に潜んでいるのではないかと思います。穴や洞窟のような空間的に広がりがあるような場所はけっこう調べていますが、これまでまったく記録されていません。

なるほど・・・
結局、謎なんですが・・・(笑)身近な魚にこんな謎があるって面白くないっすか??
もし“コインサイズなフエヤッコダイ”を見たらアナタ!!それは大ニュースなんです!!(笑)

僕は、他にもカスミチョウや、ハリセンボン、ハマフエフキ辺りも“WANTED中”なんですが、皆さん見たこと無いですか??
by sensuiannai285 | 2006-06-30 15:09 | 海の生物雑談 | Comments(3)
06.6.20 梅雨明け宣言&クロスズメダイの不思議
沖縄・奄美地方は梅雨明けしたと見られると夕方のニュース!
待ちきれずに梅雨明け宣言してた知り合いは多くいるけど、とうとう気象庁も発表しやした~!!

そんな今日の日差しも物凄かった!!!
06.6.20 梅雨明け宣言&クロスズメダイの不思議_b0100730_1919347.jpg待ちに待ってた季節だが・・・あ゛つ゛い゛~

人間というのは理不尽に出来ている。。。(笑)

今日は我が“うるま市”の伊計島で修学旅行
『スクーバダイビング体験』だ
最高のコンディション&ロケーションの中
楽しく潜ってもらえた!!

写真は朝一(8:00頃)の伊計大橋の景色
で、やわらかい朝日のようだが。。。
もう・・・あ゛~つ゛い゛
一日中ビーチにいたがもう急に真夏の日差しだ。
これから沖縄に来る皆さんは本気で日焼け対策に取り組んでくださいね~(笑)

で、今日は水中写真や観察して考えたことなど無いので違う話を。

話は6月12日にさかのぼる。

その日見たエビの話ばっかり書いた日・・・“魚も面白発見があったのだけど”と書いた。

何が面白かったかと言うと『クロスズメダイの大人でも子供でもない“そんな十六歳”的な個体』を見た。
06.6.20 梅雨明け宣言&クロスズメダイの不思議_b0100730_194704.jpg「え?面白いの??」という声もありそうだが・・・
実はクロスズメダイの色の変化していく過程は、あまり観察された例が少ないらしい。。。
ま、気にして見てたダイバーが少なかっただけ・・・ということもあるかもしれないが。
(正直、僕も全然興味なかったし初めて見たのかすら解らない)
しかし、先月号(6月号)の『月刊ダイバー』で、有名な水中写真家『吉野雄輔』さんのコラムに、「この状態の幼魚だけは、全然確認できないし、写真も無い・・・そこらじゅうのガイドに質問状を出したが誰も知らない・・・」との趣旨のことが書かれていたのを僕は知っていたのだ。その時は「へぇ~~・・・」と思っただけだったが。。。(ホントはまだ、6月号が販売中の内に書きたかったが・・・近くにある方は見てみて!)

『クロスズメダイ』は幼魚と成魚の色彩の違いに物凄いギャップがあり人気・有名なスズメダイだ。もちろん人気があるのは派手で美しい幼魚の方・・・成魚はそこにいてもスルーされるほどの地味・不人気さかげんだ。。。

06.6.20 梅雨明け宣言&クロスズメダイの不思議_b0100730_20135320.jpg06.6.20 梅雨明け宣言&クロスズメダイの不思議_b0100730_2014829.jpg












確かに「左のコが右のような魚になる!!よって『クロスズメ』ぢゃ。」と言われてもにわかには信じがたいだろう。
だから上の写真のような中間色なヤツを見つけると「なるほどね」となるでしょう?

今まで、スルーしてた魚もそんな目で見るとやっぱり面白いことを再確認したのだ!!で、そんな目で見ると中間色なコもそんなに少ないわけではないのかもしれない(笑)し、他の魚でも新たな発見があるかもしれない!

『クロスズメダイ』というと、昔からもう一つ疑問がある。
沖縄本島、特に砂辺海岸では圧倒的に優先種でウジャウジャいるが、ケラマでガイドしてる頃はほとんど成魚を見なかった・・・(少なくともダイビングポイントでは、ほとんど見ない気がする)幼魚は目立つしスターなのでよく目にした気がするが。。。

この辺は僕の目がスルーしすぎてただけかも知れないのでケラマで潜る機会のある方は気にしてみては??
え?そんな地味な課題は自分で解決しろって??ま、それはいえてる。。。

梅雨明けもしたしワイド目線が楽しい季節だもんなぁ~~。。。
by sensuiannai285 | 2006-06-20 20:44 | 海の生物雑談 | Comments(2)
06.6.15 オランウータンクラブの謎
↑いきなりこんなタイトルにすると、どこかの『猿好きなサークル』さんや、『怪しい秘密結社』の暴露話でも始まりそうですが・・・もちろん違いま~す。



ここ数年ダイバーの間では、『オランウータンクラブ』という名前が定着し人気のカニの話。
見たことのある方はご存知だと思うが、毛並み・動きなど確かにオランウータンっぽい!
最初に気づき、そう呼んだ人に座布団を3枚ほどあげたい!と思うだろう。。。



06.6.15 オランウータンクラブの謎_b0100730_16164957.jpg06.6.15 オランウータンクラブの謎_b0100730_1617729.jpg













06.6.15 オランウータンクラブの謎_b0100730_16172722.jpgこいつらね。。。
一応、『オランウータンクラブ』というのは、英名で、ここ日本では、ま、あだ名みたいなものに当たる。
実際には、和名も学名も未だ付いていない名無しのカニなわけ、それじゃダイバーは困るのであだ名で呼んでるのである。

で、正式に呼ぼうと思うと名無しな訳だから『クモガニ属の一種』となり、とても味気ない。(笑)
しかも、そんな名無しのクモガニの仲間はまだまだ他にもいるし。





クモガニの仲間の多くは自分の体にゴミとか、カイメン、海草、等々をくっつけカムフラージュする種類が多いことで有名で、『オランウータンクラブ』と呼ばれてる彼らも“海藻”を体にまとってる!!と言われる。。。

で、オランウータンクラブと呼ばれてるカニは、でかいヤツから、子供と思われる小さいやつまで、一様に“赤茶色のもっさもっさ”を身にまとい、一部葉っぱとか、一部カイメンとか付けてるような個体には出会ったことが無い。本能がそうさせるのだろうけど、不思議。。。この海藻を探せないおバカな個体とかはいないのかな?
(もしかしたら別の物体をまとっている個体は、別のカニと認識されてる可能性もある・・・つまり存在自体が謎の多いカニなのである。)

不思議なことはまだまだある。

例えば、エビ・カニって、脱皮して成長するじゃない!!っすか!
普通に考えると体から生えてるのでなければ脱皮したてはツンツルリンなはずでしょ、それからせっせと体に海藻をつけるんだろうと思うんだけど、「イヤ~ン、まだ見ないで~」っていう、途中のヤツにもあったことが無い。。。(なんか薄毛のヤツはいる・・笑)

彼らを探そうと思ったら、ミズタマサンゴやオオハナサンゴ、ハナガササンゴやナガレハナサンゴ等を探すと確率が高いのだが・・・目立つ!!
写真を見ても解るように・・・目立つ!!!

いったい何故そんなカムフラージュしてるのだろう。。。それなら岩肌にくっ付いてた方がよっぽど目立ちませんよ。。。
(ま、実際には隅っことか、端っこにいることが多いのでそれなりに効果はあるのかもしれないけどね~)

そんなカニな訳だが・・・

なんか、また一つ謎ができてしまった!!

というのも昨日一緒に潜ってた友人ガイドHIROが見つけたのだが、なんか『雰囲気の違うオランウータンクラブ』に出会ったのだ!!
(もし別種だとしても、こいつも似てるんだから、オランウータンクラブと呼ばれても罪は無い)

06.6.15 オランウータンクラブの謎_b0100730_1764631.jpg06.6.15 オランウータンクラブの謎_b0100730_177471.jpg













06.6.15 オランウータンクラブの謎_b0100730_1772445.jpg『これ・・・!』
解ります??この雰囲気の違いが。。。(笑)
言葉ではうまく言えないんですけど・・・
上のヤツって『ムック』っぽいじゃないですか。。。
で、下のヤツは『ガチャピン』がムックに化けてる感じ。。。
ん~上手く伝えられない~

見た感じだけでなく、動きなんかも明らかに違うように感じたのだけど・・・






この『オランウータンに似たカニに似たカニ』を見つけたHIROは、別のポイントでも気になる個体を見つけたことがあるようで、じつは、潜る前にその話題が持ち上がったばかりでもあった。
「この前、なんか変なオランウータン見たんすよ~」って。
・・・なんてタイムリーなヤツだ。。。


もともとのオランウータンが今後の詳細な研究が待たれる存在なだけに、コイツが別種か同種かなんて僕には解らないけど、今まで何度も見たこのカニを、またもう少し詳しく観察してみようと思うに十分な出会いとなったわけで。

え?!思ってたほど大した謎じゃない・・・?!そんなこと、言いっこナシよ。
by sensuiannai285 | 2006-06-15 17:46 | 海の生物雑談 | Comments(2)