僕が物心ついた頃には、2/14のバレンタインデーには女性が意中の男性にチョコを渡し
3/14のホワイトデーには男性がチョコのお返しをする・・・という世の中の流れが出来ていた。
日本だけの文化らしいけど。。。
ま、そんな、ホワイトデーにちなんで。
海の(に限らないが)生物の求愛はもっぱら雄の役目だ。
雄が情熱を持って雌を誘い、自分の子孫を残そうと興奮する時に、普段の体色とは違う
“婚姻色”をみせる魚達がいる。綺麗系ではハナダイの仲間なんて有名さ~!
色が濃くなったり、独特の模様が浮き出たり、婚姻色の出方は様々だけど
まるで違う魚かと思うほど、劇的に体色が変化するものもいる。
ヘビギンポの仲間も、雄が婚姻色を出すと通常色からは想像も付かない体色になり
それが近似種との判別の決め手にもなるらしい!!
『セグロヘビギンポ』のペアに出遭った。

オスは全体的に黒ずんで、白い縞模様が浮き出ていた。
背鰭をピンと立て、体を震わせたりしながら、彼女に一生懸命アピールする彼氏。
ただ、雌は側でカメラを構えた僕(巨大異生物)が気になるのか、彼氏に魅力を感じないのか・・・(笑)

・・・つれない感じで、付かず離れず。。。
(お腹は大きく見えるので、産卵期ではあると思うんだけども)
結局、僕が見ている間は大きなアクションは無かったんだけど・・・

果たして、二人の恋は成就したんでしょうかね~???