昨日は、ホント・・猛烈に寒かった!
奄美では雪も降ったと言うし、沖縄でもあちこちで
観測史上最低の気温を記録したとのこと。(数字にすると一番低かったトコロで6.6℃)
「この冬一番の寒気!」「この冬一番の冷え込み!」
・・毎度、寒波が来る度に“一番”を更新している気がする。
そんな寒さに立ち会えたことを幸運と。。。思えんワ~!!・・ブルブルッ
ま、そんな寒さも今日は緩んで。
日も射し!!とても良い天気。
午前中は事務仕事を済ませ、午後からプラッと一本潜ってきた。
沖の泥地を徘徊。透明度はフツーの上等(数字にすると4~5m)
『タンザクハゼ』
等々、ハゼにカメラを向けてると
目の前に巨大な謎の物体が!
遠目には
大きなパイプが
沈んでるように見えた。
近づいてみると
細い軸に透明な
ゼラチンのような
フワフワが
等間隔に
びっしり付いている感じ。
長さが3m程あり
太さは直径で10cm程。
手持ちのレンズでは
その長さは表現出来なかった。
しっかし、こんなデカイ(長い)のは
初めて見た!けど・・
おそらく『サルパ』の
仲間だろうと思う。
(サルパとはクラゲのような形態をした生物だけど、似て非なる生物)
近づいてみると・・・
軸に規則的に“何か”付いてる。
茶色い丸いものと(コレが小指の爪くらい)
ピンクっぽいダンゴムシみたいなものが見える。
そして、そのピンクっぽいダンゴムシみたいなものは、蠢いていた。
アップに(トリミング)すると
こんな感じ。
はっきりとした“種”は解らないけど、おそらく『タルマワシ』の仲間だろうと思う。
(タルマワシとは、サルパの中に住みサルパの中身を食べる特異な甲殻類)
もしかすると、茶色の粒はこの・・『タルマワシの仲間』の卵で
ダンゴムシみたいなヤツは、孵ったばかりなんじゃないかな?
この『タルマワシ』と言う、生き物!!図鑑で紹介されてる姿は
まるでエイリアンのような姿でちょっとカッコいい!!
これから何度か変態を繰り返してそのような
エイリアンチックな姿になっていくのかな??
ホントは、追って観察してみたいが・・・
この巨大な『サルパの仲間』は、ゆっくりと漂いながら
どこかへ消えていった。
一期一会っすわね。