早朝に前線が通過し、一気に天気も崩れた。
風も北風に変わり、西側のメジャーポイントは軒並み時化模様。
久しぶりに、イノー(礁池)に遊びに行ってみた。
もちろん、スクーバではなく、スノーケリングに。
正式に独立・開業のダイビング屋として立ち上げてからは
なかなかイノーの浅瀬を延々スノーケリングする機会が減ってたので
かなり久しぶりだ。
で、スノーケリングなんだけど、スズメダイでも撮ろうと思って一眼レフを持って(笑)
2007年には
お気に入りのイノーとしてかなり遊ばせて貰ったイノーだけど
その年(07年)の
夏から
秋にかけてサンゴが白化し、広い範囲で死滅してしまった場所だ。
気が付けば、あれから3年。。。
サンゴの様子はどうなってるだろうか?
ドキドキもしながら。
で、ビックリ!
岸に近い場所はまだまだだけど・・・
水深が1~3mあるようなやや深みのエリアは、かなり“07年の良い時”に近い状態まで
コノハシコロサンゴの群生が戻っていた。
コノハシコロサンゴの生命力・繁殖力に驚きながらも
いままでも、こうして死滅と繁栄を繰り返してきたのだろうなぁ~。と、つくづく考える。
サンゴが元気になり、魚も元のように多く感じる。
とりわけ、スズメダイの仲間がたくさん居るが

『ルリスズメダイ』は、ほとんどの雌がお腹パンパンで、卵を持ってるようだった。
特に産卵などの行動は観れなかったけれども。 (左が雄で、右が雌)
地味ではあるけど、愛嬌たっぷりの『アツクチスズメダイ』も

サンゴの群生地にはたくさん戻ってきていて

自慢の“くちびる”を魅せ付けてくれた。